「便秘」は「内なる自分からのメッセージ」
漢字から読み解く「便秘」の真理 ー
独自に解析してみました!
「便秘」は内なる自分からのメッセージ
便秘とは・・・「便の排泄ができない状態」のこと。便秘になったとき、「なんで出なくなったのか?」に着目したことはありますか?
自分の行動や心の内側に目を向けていくと、もっと根本にある「心」と「体」の状態が見えてくるように思います。
そもそも、人間の身体はなぜ動くのか?なのですが、
それは、0.1A(アンペア)という微弱な電流が流れていているからだそうです。電流が流れれば、携帯でも冷蔵庫でも、そのシステムを持つものは何でも動きます(※壊れていなければ…)。人間に関して言えば、その大もと=発電所的な役割を担っているのが眉間の奥に存在するらしい「魂」と呼ばれるもの ・・・私はこう認識しています。
「魂から放出されるエネルギーが、脳から体、背骨の中心から全身の神経を巡って細胞が動かされている」
しかし、日ごろの考え方や心の状態、食事や睡眠などの生活態度が悪ければ、栄養が行きわたらないどころかエネルギーの流れも悪くなってしまいます。血液が汚れたり、筋肉が硬直が続いたりすると、肩こりや肌荒れ、病気など、あらゆる症状を引き起こしてしまうのです。その初期段階に、「便秘」があると私は考えています。
漢字で解析!「便秘」の真理
「便」
漢語時点を引くと、「都合がいい。ついで。てがるな。役に立つ。役立てる。たより。手紙。交通のてだて。お通じ。排泄物。」と出てきます。「便が出た」という時、人間のウンコを指すことはあるけれど、他の動物ではあまり使いません。ここにもなにか真理が隠れているようで面白いです。
「便」がお通じや排泄物という意味だけでなく、身体にとって都合が良いシステムであり、日常的でささやか、自分の健康状態を知るのに役に立つ指標であり、魂からのお知らせであり、身体の循環を促す手立てである… と考えると、全部が当てはまります。
ちなみに、「人」+「更」は「会意。人が力を加えて平らにならす、すらすら通る(ようにあらためる)」の意。便が出るたびに、人間は新しく、改められているようにも感じます。
「秘」
こちらも漢語時点を引くと、「人に知らせないようにする。かくす。ひめる。人知でははかり知れない。通じが悪い。」と、さまざまな意味を示します。便秘とはまさしく、身体の内側から届く目に見えないかお手紙のようなもの。電流の伝達が悪い時にやってきます。お医者さんでさえ便秘の本当の原因などつきとめることはできないので、心と身体がちゃんとつながれるよう、日ごろの自分自身のケアがとても大切なのだと思います。
ちなみに、「秘」の「禾」は「示」が誤った俗字。神霊を招き降ろす祭壇を描いた象形文字であり、そこに神意が示されることから「しめす」意を表すそうです。「表して見せる。教える。さしずする。しめす。」の意味があります。私たちはほぼ毎日、当たり前のように排便を繰り返していますが、これはまさに、人知では計り知れない「神様」のような存在が与えてくれた人間のシステム。日々、感謝です。
最後に「必」。こちらは「かならず」という意味を持ちますが、元は曲がった棒をまっすぐ伸ばすために、両側から当て木をしてしめつけた形を描いた象形文字。
ですが、私にはどうしても、心に何か衝撃的な出来事、刀?矢?のようなものが、グサッ!と刺さっているように見えてしまうのです(笑) これが身体の電流の流れをせき止め、根本になっている何かではないかではないでしょうか。
便秘を改善するには、食生活などの生活習慣を改めることももちろんですが、この心に刺さった矢を見つけ、抜いて、癒す… そんな作業も必要なのかもしれません。