足ツボなどと同じように、頭やお腹にも内臓や神経の反射区があります。
今日お伝えするのは、ホルモン系の反射区である「髪の生え際」について。
20代を過ぎたころ、私も感じたことがあります。「最近、急に薄くなってきたかも?!」と不安になりました。でも今考えれば、それは「ホルモンのバランスが変化したこと」が原因だったのかもしれません。
自律神経には主に「ホルモン系」「神経系」「内臓系」の3つがあり、年齢や環境などのストレスによって影響を受けるのですが、人によって反応が出やすい系統が異なります。ホルモン系とは体の機能を発動させる「総司令部」みたいなところです。ここに反応を受けやすい人は、生理不順になったり、不眠になったり、毛髪に影響が出たりします。
自律神経は、気温や気候などの環境の変化や、肉体の衰えなどの影響をうけますので、更年期を迎える40代~50代頃からはとくに気をつけるべきかもしれません。
髪の生え際が気になり始めたら、 バランスの良い食事や適度な運動や 十分な睡眠をとるなど、健康的な生活を心がけることが大切です。また、ストレスを溜め込みすぎないように、リフレッシュする時間も大切です。
具体的には、エストロゲンという女性ホルモンの減少が要因だったりしますので、サプリメントで補うのも一つの方法だと思います。
生え際の血行を保ったり、ヘッドマッサージなどで生え際にあるホルモン系の反射区を刺激することも、薄毛対策やホルモンバランスの調整にも役立ちます。
それに、腸ではホルモンも作られており、腸は脳と同じくらい神経細胞を持ちホルモン生成に関わる器官ですので、腸の働きを柔軟にしておくことも対策として役立ちます。お腹の不調がありましたら、腸もみも薄毛対策の一つになるかもしれません。
その他にも、もしお身体に関するお悩みがありましたら、一人で悩まず、ご相談いただけたら嬉しいです。